昭和6年、祖父・青柳亮平により神田神保町の地で活版製版を主体とした株式会社ミカド写真製版所が生まれました。戦後、現在の地(千代田区神田猿楽町2-7-7)で会社を再開し、創業時の活版製版からモノクロオフセット製版、そしてカラーオフセット製版へ変遷してまいりました。オフセット製版の需要増にともない、モリサワの手動写植機導入と版下制作部門の立ち上げ、電算写植からDTP化へと、戦後の復興と経済成長、そして昭和の時代を経て印刷業界のデジタル化という著しい変化に揉まれながら現在に至ります。
このような厳しい環境変化を乗り越えてこれたのは、父であり現会長・青柳恒夫の掲げた株式会社ミカドの存在意義〈経営理念〉を旗印のもと、お客様からの信頼を少しずつ積み重ねてこれたからだと思います。時代とともに変わる環境変化、お客様ニーズの変化、インターネットをはじめとした印刷環境の急速なデジタル化など、技術対応はもちろんですが、最善・最適な製品やサービスを提供し続け、お客様の笑顔を最大限の糧にこれからもスタッフ一同取り組んで参ります。
株式会社ミカドは、情報文化を通して社会に貢献することで、お客様をはじめスタッフやその家族の礎としてこれからも走り続けて参ります。
代表取締役 青柳 恵介